スペイン語〜ser動詞〜

スペイン語

ようきちです。

本記事では,スペイン語の「ser動詞」についてまとめます。

英語でいうとbe動詞にあたる動詞の1つです。スペイン語ではこの「ser動詞」と「estar動詞」使い分けがポイントになります。

単純な文を作成できる動詞なので,簡単な会話にも使えますね。

ser動詞

「ser」は,英語でいうとbe動詞に相当する動詞の1つです。

基本的な使い方は

(主語 +) ser動詞 + 名詞や形容詞

です。主語が()付きとなっていますが,スペイン語では強調したいとき以外は一般的に省略されるようです。ただし,「usted」を使う場面では相手に敬意を表すのであまり省略されません。

ser動詞の活用

スペイン語の動詞は,主語によって細かく活用形が存在します。ser動詞は活用が不規則変化する不規則動詞です。ser動詞の活用を下表にまとめました。

主語活用形主語活用形
yosoynosotros/nosotrassomos
eresvosotros/vosotrassois
él/ella/ustedesellos/ellas/ustedesson
ser動詞の活用(現在形)

ser動詞の使用例

ser動詞の基本的な使い方は,以下の4つが挙げられます。

  1. 名詞:主語の名前や属性などを表す
  2. 形容詞:主語の性質を表す
  3. 副詞:主語が行われる場所や時を表す
  4. de + 名詞:主語の出身地や産地

ひとつずつ例をみていきましょう。

– 名前や属性を表す名詞

Soy Takashi.
- 私はタカシです。
Es profesor.
- 彼は先生です。
Ellas son franceses.
- 彼女らはフランス人です。

– 性質を表す形容詞

Mahiru y Yoshiko son alegres.
- まひるとよしこは明るいです。

– 行われる場所や時を表す副詞

El examen es mañana.
- 試験は明日です。

– 出身地や産地を表す「de + 名詞」

Soy de Osaka.
- 私は大阪出身です。
Los queso son de Suiza.
- それらのチーズはスイス産です。

まとめ

本記事では,スペイン語の基本的な動詞である「ser動詞」についてまとめました。要点は以下です。

  • 英語のbe動詞にあたる動詞の1つ
  • 主語の名前や属性,性質などを表すときに使用される
  • 主語によって不規則に活用される不規則動詞

今回は現在形に限った内容でしたが,別記事で他の時制についてもまとめます。

【ser】と【estar】の比較についてはこちらでもまとめていますので,ぜひご覧ください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。他の記事もご覧いただけると幸いです。
¡Adiós!

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